新興銀の窓口に、解約希望の預金者が詰めかけている様子がニュースで報道されていました。
新興銀は普通預金や当座預金などの扱いはなく、定期預金のみ扱っていたため
他の銀行が普通預金や当座預金にかけるコストを定期預金の金利に転嫁することが
できたようです。
その為、他の銀行より定期預金の利率は高かったようですね。
ただ、通常定期預金は満期前に中途解約してしまうと利率が引き下げられてしまうため
受け取る利息は大幅に減ってしまいます。
新興銀の場合も同様のようです。
利率は、受け皿となる承継銀行に事業が移管するまでの8か月間は現行の利率が維持されるようなので
他の銀行に預け替えるよりは利息は良いようです。
損得論で話せば、解約せずにもう少し様子を見るほうが良いようですが
消費者心理からすれば、そのような金融機関は信用できない・解約する、というのも
分かる気がします。