日本振興銀行の経営破綻によりペイオフが初めて発動されます。
ペイオフとは、今回の様に銀行が経営破綻した場合に
預金者1人当たり元本1,000万円とその利息分までしか保護されない
という制度です(当座預金や利息のつかない普通預金は全額保護されます)。
2003年の足利銀行の経営破綻の際には、公的資金が投入されたため預金全額が保護されました。
しかし、今回は当該銀号が扱っている口座が定期預金だけということで他への影響が少ない、
また、公的資金投入に国民の理解が得られない(破綻原因が原因なだけに当然といえば当然ですが)
とのことから初めてペイオフ発動へ踏み切った様です。
約97%の口座は全額保護の対象とのことですが
逆に保護の対象外になった3%の口座の所有者にとっては
たまったもんじゃないですね。